■よこはまミュージカル牧場について

●わたしたちについて
こんにちは、「よこはまミュージカル牧場」の高城といいます。2008年に始めたミュージカル牧場、最初は五里霧中でした。
「これで人前で披露できるものが出来上がるのだろうか」という不安を抱えながら、「継続こそ力」とやってきたら本当にある日、霧が晴れるように良くなりました。そういうことってあるんですね。
そこから先は、本当に日進月歩でした、「自分たちってこんなことができるんだ!」という驚きで毎週ぐんぐん進歩していきました。
2010年くらいから、いろいろな福祉施設に訪問して、わたしたちのパフォーマンスを見てもらう、楽しんでもらうことができるようになりました。
自分で言うのもなんですが、「ミュージカル」くらい「絶対に喜ばれる」芸はめったにありません。
なにしろ、歌があって、ダンスがあって。それがお話にそって届けられるので、まあ「無いものがあったら言ってね」というくらいのものです。
見てくれるお客さんがあってこそわたしたちも成長するので、たくさんの拍手は本当にありがたいです。

●大切な試み
ミュージカル牧場が大切にしてきたことが一つあります。
それは「普通の人が普通に仕事しながら、普通じゃない素敵な舞台を作る」っていうことです。
ミュージカル牧場の稽古は「週1回」だけです。他の団体が週3回…あるいはもっと稽古をしているのに比べると圧倒的に少ないです。でも、現実的な問題として、昼間ちゃんと仕事をしながら週に3回も稽古をしたら身体が持たなくて続けられないです、続けられないということは結局、いいものが作れないということです。(平均年齢が他の団体より高めということもありますし…)
「続ければ必ずいいものが作れる」というのはこの数年間でわたしたちが証明した貴重な事実です。
そういう試みを成功させるためにはいろいろな工夫をしています。たとえば、メンバーさん専用のウエブページにはすべての曲のすべてのコーラスパートごとの「見本の歌」が聞けるようになっていますし、今やっているナンバーのダンスおさらいができるようになっています。
また、「豪華な衣装」や「大がかりな装置」を必要としない、コンパクトな芝居作りを工夫することで、訪問先でのスピーディーな設営が可能になっています。もちろんコスト負担が減ることは言うまでもありません。

●参加を検討されている方へ
…あるいは、参加を検討されている方はこれを読んで不安になったかもしれません。「レベルがかなり高くなっていてついていけないかも」と思われるのも無理はないからです。
でも、実際には新しく参加する人にとってハードルが高くなったわけではありません。わたしたちの団体としての受け皿はとても大きくなっていますから、「できることを、楽しんで」やってもらえば、それで表現の要素として貢献してもらうことができます。
まずは実際にお越しになって見てみてください。

そんなわけで、たくさんの方との出会いを楽しみにしております。

よこはまミュージカル牧場:高城瑞穂
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