アイーダ
Aida

「ライオン・キング」では「映画→舞台」のステップがあったけど、これはエルトン・ジョンにとっては「いきなりミュージカル」という完全にミュージカルのソングライターとしての作品。
シュープリームスを思わせる、というかシュープリームスより出来がいいんじゃないかと思わせる「My Strongest Suit」みたいな曲もあるんだけれど、(エルトンさんには悪いけれど)優れたミュージカルのソングライターに必要な「ユーモア」の資質がちょっと寂しい感じ。
「ガツンと迫力」みたいなものがあるのはいいんだけれど、ストンと放り出して眺めるような視点があってもいいのかなと思う。
(同じ英国人でも意外とロイド・ウエーバーには「ユーモア」とか「客観性」みたいのがけっこうあるように思えます、個性があって、かつブレーキとステアリングのしっかりしたスポーツ車みたいな感じでしょうか?乗ったことないけど…)

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