このたびは「ミュージカル牧場」に興味を持ってくれてありがとうございます。わたしたちの公演を見てくれる人は、子ども・大人・お年寄り・ハンディキャップのある方…などすごくいろんな方がいます、そして、身の回りのケアが必要な方に関しては、その方のお世話をされている方、職員の方とか、ご家族とか、そういったいろんな人がいろんな視点で…たとえば、わたしたちの舞台を見つつも、お年寄りがどんなふうに楽しんでいるかを見ていたり…とすごく立体的な視線の中で公演を見てくれます。
そういう視線の中だと「どこでも・だれにでも」心を開いてもらう術が必要になります。
…で、それは何かな?とずっと考えてやってきたのですが、結局のところ「元気にやる」…という、もう、それだけです、…もちろん人によって、できる・できないはあるんですけど、その人なりの「めいっぱい」ができていれば、絶対に喜んでもらえて、その反応が自分の自信にもなっていきます。それは本当に貴重な経験です。
わたしたちの今のペースとしては一ヶ月に2〜3回の公演が組まれていて、(つまり2回稽古をしたら1回本番があるという感じです)これも、都合がつく、つかないの個人差があるにしても、年間で15回くらいの公演に出てもらうことになります。そのくらい人前で、動いて声を出して、ということをやっていくと、間違いなく普段の生活の中での「たたずまい」が変わってきます。具体的には「ちょっと普通の人と違う素敵な雰囲気」をまとうようになってきます。
そういう人が1人、また1人と増えていくことは運営者としての大きな喜びです。わたしたちの活動がこれかもら続いて、そういう素敵な人がどんどん増えてくれることを願っています。
よこはまミュージカル牧場